デジタルとは・・・ 3
たとえば、
"10000001"の信号を送信するにしても、0を6個続けて伝送しなくてもいいのです。
"10……"の0のあとに0が6個続くという記号をつけておきさえすれば、受信側がその記号にしたがって"10000001"に直してしまうのです。
このデジタル方式はファクシミリも同じで、文字や図の黒い部分を1、ホワイトスペース(余白)の部分を0とすれば、文字と文字の間がどんなにホワイトスペースがあっても、連続する0の数だけ記号をつけておけば、それだけ送信時間が節約できます。
そのうえ、書類を送信したとき、相手が交信中でも電話局の交換機に信号を蓄積して、相手の交信が終わると、ただちに送信することも可能になるのです。
デジタル方式で音声を伝送すると、アナログ伝送で1秒かかるものが0.00014秒ですみ、残りの0.99986秒間は空き回線となるので、それを利用して別の信号を送信することが可能です。
1本の回線を複数の人が同時に使用できるのは、この空き回線を利用するからなのです。
いまでは、家庭や企業にある1本の電話で数人の人と打合せができるようにもなりましたね。